美容室専門ホームページ制作|競合に勝つ集客力+スマホ対応美容室専門ホームページ制作|競合に勝つ集客力+スマホ対応

美容室の儲け方は色々、さて、自分の店舗は

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では、美容室の1つのお店を1つのビジネスモデルとした場合、
どのようなビジネスモデルであるべきか、ありたいか、今の現時点で自分が考えている理想のビジネスモデルに対して、何合目まで来ているのか。

オーナー、経営者、店長は、まず
「どう在りたいのか?どうしたい!」という理想の店舗像を考えてみよう。

凄く重要なことは、この「どう在りたいのか?どうしたい!」ことがどれだけ具体的に描けているのかである。優秀な経営者・店長はそれが明確に描ける。

例えば、自分がオーナー・経営者・店長の立場だとして、売上を10%伸ばして行きたいと思っているとしよう。

この手の目標設定をする経営者が実に多いのだが、本質は違うような気がする。「売上を10%伸ばす」というのはあくまで数字の結果論の話にしか過ぎないということを考えたいです。単純に会社の成長として売上を10%伸ばすということなのか、そもそも論として自分の美容室の経営のあり方がどうあって、その結果として売上が●%上がるのか、をちょっと考えてみましょう。

これは美容室の経営の意思決定において、売上数値のような経営数値が先か、ビジネスモデル・お店のあるべき姿が先か、という鶏が先か、卵が先かの議論の話です。

色々な考え方・やり方がある。意思決定して、責任を持つのは、自分自身であるという目線・視点で見てもらえれば嬉しいです。


ビジネスモデルとしての美容室経営を考えてみると、


●有名な一等地のデザイナーズサロン
・プライベートカット、パーマ、ホームメイク指導までやる。

●1日平均
顧客数 :1.5名
顧客単価:\35,000-
平均売上/日:\52,500-

★このサロンの特徴
・有名な技術テクニックのある人が、カットからメイクまで懇切丁寧に指導。
・高いけど、本当に質が良いので、顧客満足度は高い。
・高いので、ゆとりがある人じゃないとお店にいけない。
・ターゲット顧客となりえる数のそのものが少ない。

⇒経営目標を売上の10%とした場合、何をする???どんな施策が考えられる?

→1:3500円以上の顧客単価を上げる違うジャンルの新メニューを作る
→2:1.5人に1人は購入するような+5,250円の単価アップの超VIPオプションメニューの追加を行う。具体的には、ヘッドスパ・メイクだけではなく、頭と身体自体の血行もよくなるようなマッサージも行うなど。
→3:基本予約なので、明らかに空室が見込める日時は、顧客を分析した上で、空室の日時に来てもらう仕掛けをする。



●地域密着のカットメインの激安美容室
・ほとんどがカット(3,000円/人)、カラー・パーマ(10,000円/人)の割合は5人に一人。安さとこなす数で勝負する。

●1日平均
顧客数 :12名
顧客単価:\4,166-
平均売上/日:\50,000-

★このサロンの特徴
・安さで顧客をひきつける戦略。
・凄くおおざっぱに言うと、安い・早く仕上げる大量生産型。
・基本的には、リピーターは少なく、新規でどんどん顧客をまわしていく感じ。
・広告費の割合が多く、媒体、チラシ配布、WEB集客、色々な手段を使って、広告をしている。
・ターゲット顧客の数が多い。

⇒経営目標を売上の10%とした場合、何をする???

→1:できるだけ手間の少ないパーマを提案して、パーマ比率を上げる。
→2:顧客単価を上げるべく、カラーの比率を上げる。そのために、カラーのテクニックを磨いて、カラーの比率を上げて、サービスメニューをカット中心からカット&カラーにしていって、売上を10%どころじゃなく、1年後に20%UPを狙う。


売上を伸ばしていくにも、やり方と手段はいくらでもある。


その他にもできることとして、

●クーポンの有効期限を短めにして来店頻度を上げる施策
●単価が高いメニューラインを「お試し」として、少し安めに提供して、より単価のUPを図る
●料金を上げる


ただ、ここで挙げた例は、あくまでも「サービス軸」だけである。

なので、ここには、従業員の生産性の指標などは全く入っていない。



ここで、伝えたいことは、経営の色々な選択肢がある中で、個人として、会社として、どのような選択を行って、どうなっていたいかが明確である場合、何も考えられていない場合、その実現のスピード、実際に実現する割合は全く異なるということである。


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