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もう無駄なチラシはやめよう!美容室、美容院のチラシの最適な在り方
美容室、美容院のチラシでよくある典型的なパターン
かわいい子のスタイル写真が2,3点・綺麗な内装の写真が掲載されています。
それらのビジュアルの下に、「クーポン」の情報が掲載されています。
カット+カラー+パーマ 3点セットが9,800円
このような美容室、美容院のチラシを非常によく見かけますね。
実際にGoogleやYahoo!の画像検索で「美容室 チラシ」と検索してみると分かりますよね。
ただ、このようなパターンで果たしてお客様が来るのでしょうか?
テレビCMをしているわけではない美容室のチラシの広告がこれで良いのかという議論がまずは必要です。
まず考えておきたいこと
1.その美容室のチラシを読む人はどんな人か?
その美容室、美容院のチラシは、誰に読んで欲しいのでしょうか?
若い学生をターゲットにしているなら、モデルの子は若いですか?社会人をターゲットにしているなら、落ち着いた感じの女性で綺麗にまとまっているスタイル写真ですか?
フォントやデザインもターゲットの性別や年齢層を意識した美容室・美容院のチラシになっていますか?
まずは、その美容室・美容院のチラシを、誰に読んでもらいたいのかを明確に決めることから考えてみましょう。
2.チラシを読む人が納得できる、行きたいと思う美容室の説明がされているか?
美しいスタイルを作ります!
…ぐらいで説明が終わっていないでしょうか?
こんな当たり前の話レベルでは当然のことながらNGですね。
読んでくれそうな人に、この美容室に来るといいことがあると理解してもらわないといけません。
で、いつも問題なのが、「いいことがある」=「クーポン」という発想です。
そもそもそうではないのです。
例えば、綺麗なモデルのスタイル写真があるチラシが2店舗ありました。
●美容室A店舗
カット+カラー+パーマ 3点セットが9,800円
●美容室B店舗
カット・カラー・パーマ 【チラシご持参の方限定】9,500円
どちらが良いでしょうか?
美容室A店は価格で負けています。じゃー、美容室B店に行かれてしまうのでしょうか?
ここで、美容室を選ぶお客様側の視点に立ってみましょう。
正直なところ、見ている人には、この300円の違いはわかりません。
そうなると、一体どうなるのか?
チラシを見ている人はなんとなくの雰囲気で選ぶだけです。
これで選ばれれば良いけど、見ている人の好みの運任せにしてしまいますか?
そうじゃないですよね。
ここで、より反応を上げるには何をしないといけないのか?
例えば、そもそもの価格の理由付けは少なくても入れる必要があります。
「カット+カラー+パーマ」ではなく、
「●●に■■にこだわったカット+色落ちしない●●なカラー+痛まないパーマ」
などと、ウチのサービスメニューは元々こんなに凄いんです!という説明は入れた方が良いでしょう。
カットと言われても誰だってそのカットの良さはわからないということです。
そういう視点で見るときちんと説明することが重要だとわかります。
大切なのは競合との差別化や特長を、しっかりと把握していて、チラシにアウトプットできるかどうかということです。
単に綺麗な写真だけでは、あまり差別化要因にはならないかも、という認識はしておいた方が良いでしょう。
他の美容室でもすぐにできますから。
美容室・美容院のチラシは、どのようにして顧客を獲得していくかという意味で非常に奥が深くマーケティング戦略がより重要になります。
広告をやっていて、効果がない・効果があるという議論がよく起こりますが、それが内容のせいなのか、出稿先のせいなのかは冷静に判断する必要があります。
もし既に美容室のチラシを配っていて、あまり効果が無いと悩んでいる場合は、こうした点から見直してみてください。
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